最近の横浜の不動産に見られる傾向

最近横浜の不動産は、人気物件とそうでない物件の差が大きくなっており、二極化が進みつつあります。全体的には、価格相場はわずかに上昇していますが、取引件数が減っており、売れ残っている物件が多いと見られます。人気のある物件は高価格にてすぐ売買が成立し、それが価格相場の値下がりを抑えていると言えそうです。郊外の築年数の多い物件は、値下がりが激しくなっており、売買の成立も難しくなる傾向にあります。横浜は全国的に人気の高いエリアで、人口が減少に転じた昨今でも、新路線が開通して新しく駅ができた中区の元町地区などは、中古マンションで全国一の値上がり率となるなど、好調です。一方、郊外の比較的不便な住宅地では、下落率が50%を超えるなど、苦戦しています。

二極化が進み、立地の重要性が増す

横浜市は我が国の人口が減り始めてからも、人が増え続けており、不動産の需要もそれなりに続いています。ただ全体的に見るとそう言えるものの、地域による差が大きくなっており、二極化が進んでいます。人気の都市といえども、交通の便が良くない郊外は、下落率が高いです。一方、新線開通で駅ができた中心地は、中古マンションが首都圏でトップの値上がり率となるなど、たいへん好調です。中華街があり、観光スポットの多い中区などで、新しい駅ができてますます便利になると、人気に拍車がかり、目立った値上がり率ともなります。こうしたエリアは面積自体広くなく、物件数も限られますから、今後も値崩れの心配はないと考えての人気ぶりでしょう。ただ市内全体ではこうした地域は一部と言えます。

値下がり率が高く取引数も少ない郊外

横浜には18の区があり、区別でみると、栄区が値下がり率トップです。築30年の物件で、51.3%にもなっています。不動産の中のマンションで見た場合、相場が最も低いのは旭区で、坪単価が最も高い西区の半額を大きく割り込んでいます。マンションの入居者は、便利な場所を好む傾向があり、中心駅を擁する西区の人気が続いているようです。一方、交通の便があまり良くない地域では、値下がりが激しくなっているようです。売買数の大きな減少が、懸念されています。前年に比べて、18.1%も減少しています。郊外では、売りに出しても売却が難しい物件が増えていると見られ、こうした物件の動向で、値崩れが起こる可能性も否定できません。人気都市の中の特に人気のエリアが、全体的な値崩れを抑えている状況とも言えます。